昨日は、佐藤先生が「ポールソロモン」の話と「ノアの箱舟」の話をされたところまでです。
(「柳井さんの体験③」)
今日は、当時の柳井さんの状況と、その後に起きる奇跡の体験について、書き進めていきたいと思います。
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佐藤先生と知り合ってから、当時の佐藤先生が運営されていた佐藤義塾から「魂の開発講座(現「未来内観」)」のお知らせや、佐藤先生の本などが送られてきました。
ところが、当時の私は、「私は、そんな事は全てわかっている」と、自信がありましたので、じっくりと目を通す事もありませんでした。
「私は、心の事は充分分かってますよ。
その道場だってやっているんですから・・・・
私は本物をやっているんですよ。」
そのプライドと自分がやっている事は正しいという思いで、聞く耳持たずの状態でした。
しかし実は、私の現実は、「内観道場」には人が集まらず、実際には、お金に困っていたのです。
このままでは、いよいよ経営的に破たんする!!
そうなって、私はやっと、東京の佐藤先生にご相談をするべく、お電話を入れました。
当時、全国を忙しく走り回っていらした超多忙な佐藤先生です。
当然、秘書の方が電話口に出られると思っていたら、いきなり、佐藤先生が電話口に出てくださいました。
ビックリしました。
そして、すぐに佐藤先生に会っていただけることとなりました。
そして、早速、佐藤先生の「真我開発講座」を受講しました。
始めての「真我開発講座」に私は驚愕しました。
これだけ、たくさんの勉強をしていたのに・・・・!
心を見つめる道場を主催し、人様を教え導いてきたはずなのに・・・・!
自分は出来ているはずなのに・・・・!
自分の中には、想像を絶するほどのゴミが、溜まりに溜まっていました。
それを、頑丈な蓋でガッチリ締めていたのです。
その自分の心に、自分自身全く気付くことなく、ここまで来てしまいました。
私は、人に立派な事を言って「先生、先生。」と言われてきました。
自分はそれなりの人間だと思って、ここまで生きてきました。
今までのものが、ガラガラと音を立てて崩れました。
自分はもう、人様に感謝だ、愛だという資格はない。
人様を導くというような仕事をやっている場合じゃない。
もう、店をたたもう。
そう思いました。
(明日に続く)