佐賀県から帰ってきました。
魂動が深く止まらず、これはいったい何なのか?と、心静かに振り返っています。
明らかに研究員にとって、ひとつの大きな転機となった2日間でした。
片道9時間。
現地でお話しできる時間は5時間くらいでした。
なんとしてもこの5時間で伝えきろう。
人生の中で、この方との一生はこの5時間しかないのだ。
ある意味決死の覚悟ともいえる心境で、電車の中から見る海と畑の田舎の景色でした。
この方は、以前、このログでもご紹介した方です。
(参照:「あなたにこそ、真我を伝えたい!!」←クリック)
ここに至るまで、何度もLINEのやり取りをしていました。
彼女には「〇〇の真我の実践」唱える事。
美点発見をすることなど、すでにお伝えしてありました。
まず第一に、この威力の凄さに驚きました!!
彼女の仕事は、県下でも有数の福祉の事業をされている方です。
福祉の事業だけでも20か所近くの事業所を運営されてます。
お医者さんからは「ストレス」と言われ、仕事を続ければまた再発して命に関わると言われ、子供たちからも仕事を辞めてほしいと言われ、それでも手放すことが出来ないほど仕事人生の彼女でした。
詳しいことはここでは言えませんが、お金の問題、事業的な問題はすでに解決に向かっていました。
どうにもならない問題は、佐藤先生のワークで勝手に天が動いたとしか思えないような、ベストの解決に向かっていました。
しかし、研究員は仕事の解決のために来たのではないと、なぜか思っていました。
彼女の人生の問題。
生き方の問題です。
さらに踏み込んで、お話をお聞きしました。
すると、浮き上がってきたことがあったのです。
確かに彼女の人生は、聞けば聞くほど、人間知では納得できないほどの不条理な人生でした。
「私はなんで自分はこんな人生を生きなければならなかったのか?
その事でR佼成会にも入ったこともありました。
お金を寄付することで救われると、かなりの寄付もしました。
でも、何のためにもならなず、その宗教は辞めました。
何をやっても、どう考えても、この不条理な人生を納得させるものはありませんでした。」
「ここまで身を粉なにして、世の中のためになろうと、この仕事をやってきました。
自分のお金もはたいて、全てを仕事に捧げてきました。
しかしこうして病に倒れてしまいました。
ここからどう生きて行けばいいのか?
何を生きがいにしていけばいいのか?
子供とも普通の親子関係を築けませんでした。
私を頼りにしてきた多くの従業員にもただ迷惑をかけることになります。」
「渡辺さん。
渡辺さんは何故、そこまで佐藤先生を信頼できるとですか?」
「なぜここまで私にしてくださるとですか?」
「宗教とどう違うとですか?」
「それほど立派な仕事をされてきたのに、ホームレスになるほどになられても、なぜそこまで佐藤先生を信頼できたとですか?」
この彼女の究極の質問は、私の魂を揺り動かし、私の魂に火をつけてくれました。
そして、そこから私たちの命懸けの会話となりました。
5時間後、彼女はこう言われました。
「渡辺さん。よくわかったとです!
本当にすとんと、ここに(腹のあたりを指さされ)深く落ちました。
ありがとうございました。
救われたとです。」
研究員は、瞬間、自分自身が救われたことを感じました。
なぜ、自分はここまでやっているのか?
自分はいったい何をやりたいのか?
そして、人類が救われるとはいかなることなのか?
自分自身の中にもストンと落ちたものがありました。
その深い喜びが今、体中に染みわたっています。