佐藤康行(東京へ)

※この内容は、研究所が立ち上がる前の研究員個人ブログのアーカイブです

15歳の佐藤康行は、ひとり上野の駅に降り立ちます。
始めてみた東京の景色。
始めてみた東京の街。

寮へ入ったけれど、さすがに3日間、食事も喉を通らず、布団に入っても眠れません。
全く経験した事のない世界にたったひとりでいるには、まだまだ子供でした。

大手の食堂が佐藤康行最初の仕事でした。
慣れない初めての仕事。

毎日毎日、朝起きていから眠るまで、ひたすら食堂の皿洗いでした。
白いコック服の前も、そして肩まで水でびっしょりです。

先輩からも厳しい叱責が飛びます。

「辛いな・・・・」そう思いました。
そして、佐藤が考えた事。
時間を計りながら、1分間で洗える皿の数を増やすことにチャレンジします。

歌を歌いながら、リズムに合わせてどんどん皿を洗います。
すると、辛かった皿洗いが、辛かった毎日が、どんどん楽しくなります。

佐藤は、すでにこの頃から、環境が幸せにしてくれるのではなく、自分の心が変わることで幸せになれる事を創造していたのです。
後の佐藤康行が創った講座、佐藤康行の書籍など全ては、こうして、佐藤のひとつひとつの体験と気づきから出来上ってくるのです。

真我開発講座の創始者であり、開発者でもある佐藤康行の言葉ひとつひとつ、ワークのひとつひとつは、どこかから学んだものも誰かから聞いたものでもありません。
こうして、毎日の佐藤の苦しい体験や経験の中から「気づき」として生まれたものばかりです。

佐藤康行の自立の道は、こうしてスタートしていきます。

佐藤はその後、定時制高校に通う事になります。
入学した時、学校の先生に「私は絶対、一日も休みませんし、遅刻もしません」そう作文に書いて出しました。
先生は「初めっからこんなことをいう生徒は初めてだ」そう言いました。

そして、その言葉の通り、佐藤は卒業まで一日も休む事はしませんでした。
しかし、たった一日、卒業式の日だけは休みます。

何故なら、卒業式では佐藤は皆勤賞を貰うことになっているのです。
「自分で決めた事を自分がやっただけ。当然の事をしただけ。人に褒めてもらうためにやったのではない。」
だから、卒業式にはあえて行かず、休む、そんな性質をもった佐藤康行でした。

当時の佐藤は、ジムにも通って身体を鍛えていましたので、食堂の仕事、ジム、学校・・・と休む暇なく自分の心と体を鍛えていました。
食堂の休憩時間も惜しんで、体を鍛えることに専念していました。

睡眠時間は毎日3時間位です。
歩いていて、思わず眠ってしまい、歩きながら膝がガクンとして驚いたこともあります。

朝、目ざまし時計をいくつセットしても、知らない間に止めてしまい、ステレオのボリュームを最大音量でタイマーをかけてセットしても眠ったまま止めてしまいます。
工夫した末、佐藤は布団からステレオを止めるまでにバリケードを作り、そのバリケードを乗り越えてステレオの最大音量を止める・・・。
その間に目を覚まそうと、そんな工夫をします。

佐藤は努力家で、自分で決めた事は必ずやり遂げる性格です。
そして、決めた事は必ず成果を出します。

しかし、同時にそんな自分の力を過信する事はありませんでした。
必ず結果を出すシステムを作る、そんな慎重で堅実な性格も同時の持ち合わせていました。


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3.佐藤康行の逸話紹介
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