発信者としての質問　~メディカルカウンセラー勉強会　その⑬~

Q16-2：そういう人（自己肯定感が無い人）にはどういう言葉を投げかけたらいいのですか？

（佐藤先生）

言葉を投げかけるというより、発見なのです。

みんな自分を認められたい、わかってほしい、愛してほしいから悩んで相談しに来ているのです。

その認めてほしい、わかってほしい、愛してほしいを感じさせたら、そういう人ほど求めてくらいついてくると思います。

だって、自分じゃできないんだから。
自分じゃ出来ないから「助けてくれ」と言っているんですから。

例えば、病気になった人が、自分じゃ治せないから、医者の所に来ていいるんですから。
医者が「なんでこんなひどい病気になったんだ。こいつはおかしい」と言っちゃったら、仕事にならないでしょ。

それを助けてあげるのが、医者の仕事ですね。

それと同じように、この暗い人を明るくしてあげるのが、自分の仕事です。
それが出来てきたら、自分の力がついてきたと。

その人が100くらいで難しいとして、100キロ持てたら、99キロも98キロも全部それ以下は持てるようになります。

一番難しい人を相手にすると、誰でもできるようになります。
だから、私はあえて難しい人を相手にしてきました。

自分を鍛えてくれる有難い人だと、そう思って、その暗い人をネガティブな人を、ポシティブに出来るようにするのが自分の訓練だと。
そのために、このカウンセリングを勉強しているのだと、そう、思ってください。