先日、受講生の方が
「佐藤先生くらいの方でも、心が曇るという事はあるのですか?」という質問をされました。
佐藤先生はちょっとだけ「うーん。」と考えられて、次の瞬間「無いね。」と答えられました。
「全くないのですか?」
「ないね。ぱっと浮かばないね。
いつも晴れやかだからね。」
そして、こんな話をしていただきました。
「ずーと、過去を遡ってみると、私は変わったところがあったんです。
私はね、わざと難しいこと、わざと苦しいこと、わざと苦手なこと。
そういうところに向かっていくところがありました。
絶対、嫌で会社辞めるとか、喧嘩して辞めるとか無い。その時こそ、その場にいる。
苦しいことが大好き。辛いこと大好きだったんです。
なぜなら、それを乗り越えたとき、自分が変化していることがわかるからです。
最も難しい、最も高いハードルを超えたら、後はそれ以下のハードルは飛び越えられる。
だから、大好きだったのです。
今、医者でもないのに、つかみどころのない心を扱って、医療だとか扱って、結構、喜んでやっています。
真我だけで、誰もやっていないところをやるというのは、とても難しい所じゃないですか。
私にとって、これ以上の天職は無いと思ってやっているから、毎日、毎日、ご機嫌です。
毎日、毎日、幸せです。
体が倒れて半身まひになったけれど、この体が、私にとって実験材料となって、多くの人の役に立つための、自分の実験室だと思っているのです。
だから、良いことだと思っているのです。
人はこういう風になった時、こういう辛い思いをするんだ。
そして、人の気持ちもわかってあげられるようになるんだ。
そういう風に思っているのです。」
佐藤康行先生から生み出された「真我・太陽のカウンセリング」は、佐藤先生の人生そのものだった。
佐藤先生の人生そのものが、たくさんのワークやたくさんの言葉になっている。
佐藤先生の人生丸ごとが、真我そのもの。
そんなことを発見し、あらためて、その発見が嬉しかった出来事でした。